大学に在学しながら独立リーガーへ、NPBを目指し本気で野球と向き合う日々

「やればやるほど自分の中では毎日伸びしろを感じるんです」
そう語るのは、今シーズンさわかみ関西独立リーグの大阪ゼロロクブルズで主将を務める岡田竜汰選手だ。

岡田選手は帝塚山大学在学中に大阪ゼロロクブルズに入団している。大学を中退せずに、在学しながら独立リーグに入団するという経歴の持ち主。
「途中で何かをやめたくないんですよね。野球を始めた時に父と約束したんです。大学はコロナも落ち着いた時期で対面の授業も増えていたんですが、お願いしてレポート提出にしてもらいました」
大学野球は4年の春季リーグまでと決め、NPBを目指すなら次へ行こうと思った末の行動だった。その頃、野球人生で初めての大きいケガとなる手首骨折を経験した。2か月程で復帰できるようになり、入団テストを受け、7月に大阪ゼロロクブルズへの入団が決まった。
「小中高大と特に目立つ選手ではなかったし、たくさんの学校からスカウトがくるような選手でもなかったです。それでも最後までやり切って自分が納得をして終わりたいんです。野球を続けている限り、納得はなかなかできないと思うけど、どこかで区切りはつけなければいけない。だから毎日本気でやっているんです」

3年目のシーズンとなる今年は、野球人生で初めての主将に就任。
「藤井監督に聞かれて迷わずにやりますと答えました。新潟アルビレックスで主将をやっていた内藤さんに助けてもらいながら今はやっていますが、自立しなきゃいけない。頼るのは2月いっぱいと決めています。今は勉強や準備の時期です」
就任したばかりだが、主将としてチームを引っ張っていくという気持ちはしっかり持っている。
「ねばりの野球と組織力を大切にしたいです。チームの選手とは毎日話をしてコミュニケーションを取りたいです。誰かが悩んでいたら、それを聞いた時に打ち明けてくれるような関係を築きたいですね。もっとみんなが打ち解ければ、試合の反省点等も話しやすくなると思います。自分から動いていきたいです」
実際、取材で練習場に訪れた時、初めてすれ違う選手は全員が挨拶をしてくれた。
「挨拶もキャンプインした時に決めたんです。グラウンドに来られる方がいたら、全員で挨拶しようって。決められたことを今年は全員で徹底していきたいです」
早速、岡田選手の大切にしている組織力が行き届いていることが垣間見えた。今シーズンの戦いはまだ始まったばかり。岡田選手の主将としての成長とチームの成長に期待がかかる。

1999年12月8日生まれ(23歳)大阪府出身・右投右打内野手
作陽高校から帝塚山大学へ進学
大学在学中に大阪ゼロロクブルズへ入団
今シーズンからは主将を務める

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